読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

夜と朝のあいだ

東海地方に住む独身男のノート

アキラです。バツ無し独身男のノート。

「ドミノ」を読んでみた

Books
27人と一匹の登場人物・・・これらの人の視点から物語は進んでいくのだが、いかんせん登場人物が多すぎる(しかも2~3ページ毎に描かれる人物が変わる)ので、腰が据わらない印象。真夏の東京駅で、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが次々と倒れていく・・・。

さすがに宮部みゆき、人物の描写は上手いと思うし、クスッと笑いを誘う部分もあるのだが、2~3ページで描かれている人物が変わるので落ち着かない。
本書の後半、ラスト50ページぐらいからは、ストーリーも佳境に入ってページをめくる手も速くなったが、そこまでいくのに、ちょっとした忍耐が必要だった。

背表紙には、抱腹絶倒、スピード感溢れるパニックコメディの大傑作!と書かれているけど、ちょっと褒めすぎ・・・。人物の性格なんかは特徴的に分かりやすく書かれているけど、スピード感は無い。前半は、モタモタと進んでいく感じだった。コメディと謳うからには、もっと笑いの要素があっても良いと思うけど・・・。

☆3個