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夜と朝のあいだ

東海地方に住む独身男のノート

アキラです。バツ無し独身男のノート。

「少しは、恩返しができたかな」を読んでみた

Books
涙が止まらなかった。
歳をとったら涙腺が弱くなるって聞くけど、この本は何歳の時に読んでも泣いてたと思う。
夕方に読み始めて、日付が変わる前に読了。

ユーイング肉腫に犯された高校生とその家族の闘病、彼をとりまく同級生や教師たちとの触れ合い・・・。
抗がん剤を投与しながらの受験勉強、東大合格・・・こんなに強い高校生が居たのか、と感銘を受けた。
家族や友達の前では決してつらい顔を見せず、頑張り通した彼の姿に涙がこぼれた。

冒頭、「目標があれば、頑張れる!」の言葉があるが、まさにその言葉通りに生きた彼に深い感動を覚えた。
大学生になった後も、精一杯、大学生らしく生きたいと願い、その願いも叶わず他界してしまうのだが、ラストでの友人代表の弔辞で、声も出せなくなるほど涙が溢れてしまった。

人には二回死が訪れると言われます。
一回目は、いわゆる一般的な死。
そして二回目は、だれもが存在を忘れてしまうという死。
各人の心の中に、バルが生き続けてもらえるなら、一友人として、うれしい限りです。
バルと出会い、そして仲良くなれたことを幸せに思います。

この本を読んで、自分も頑張らなきゃ!と思う。
図書館で借りた本だけど、本屋さんで購入してずっと傍に置いておきたい本。


少しは、恩返しができたかな



北原 美貴子
2005-01-21