読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

夜と朝のあいだ

東海地方に住む独身男のノート

アキラです。バツ無し独身男のノート。

「あと少し、もう少し」を読んでみた

Books

図書館で順番待ちだったのが、やっと手に入って一気読み。
レビューでの評価も高いだけに期待して読み始めたが、確かに一気にに読ませる内容。

小学校までイジめられっ子で内気な設楽、ヤンキー大田、人のよいジロー、素の自分をさらけ出すことに畏れを抱いて何事にも斜に構えてしまう渡部、部長に恋心を抱いている俊介、優等生で部長の桝井・・・中学生6人の駅伝に向き合う姿を瑞々しい筆致で描いている。

どの子もとても魅力的に描かれてるんだけど、設定は中学生じゃなくて高校生でも良かったような気もする。中学生にしては、少し悩みが大人びている場面も・・・。

ただ、それぞれが持つ悩みや心の葛藤を分かりやすく描写している。

駅伝というと、どうしても三浦しをんの「風が強く吹いている」と比較してしまうけど、作品の持つパワーとか感動の面で「風が~」に及ばず☆4個。

あちらは大学生を主人公にして舞台が箱根駅伝なのに対して、本書は中学生が主人公で舞台も地方の県大会予選なので、そのあたりは仕方ないのかもしれない。

楽しめる一冊であることに間違いはない。