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夜と朝のあいだ

東海地方に住む独身男のノート

アキラです。バツ無し独身男のノート。

「大延長」を読んでみた

Books

先日、「チーム」を読んでなかなか面白かったので、堂場作品の二作目に選んだのが「大延長」。

今回の舞台は甲子園の決勝。「チーム」よりも数段パワーアップした内容に満足。

「チーム」では登場人物の心理描写がイマイチ描かれてなかったが、「大延長」ではそれなりに描かれている。
まぁ、満足できるほど描かれているわけじゃないけど、及第点。

それよりも好感が持てるのは、高校野球の暗部についてもちゃんと書かれていることだ。野球留学や学校の姿勢なんかも書かれていて、高校野球をやたら美化するどこかの新聞社やテレビ局よりも、よほど好感が持てる。

ラストは少々、あっけない感じがするが、緊迫した試合展開の描写は良かった。
ラストで感動して涙を流すような展開じゃないのは、今の気分に合わないので☆4個。

「だったらもっと工夫するんだな。急にボールのスピードは上がらないけど、頭を使えば何とかできる。恒正なんて、野球だけで集まった頭の悪い連中なんだから。俺らとは出来が違うんだぜ。因数分解の問題を解くよりも、野球の方が簡単だろう」