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夜と朝のあいだ

東海地方に住む独身男のノート

アキラです。バツ無し独身男のノート。

「彼女は存在しない」を読んでみた

Books

初の浦賀作品。叙述トリックもの。

題名から何となく結末が分かりそうなものの、それがどのような形で収束するのか、ワクワクしながら読んだ。

ミステリーを読むとき、人によっては、重箱の隅を突くように、また、あら捜しをするように読む人も居るけど、自分の場合は流れに身を任せる感じで読む。その方が、気持ちよく「騙される」からだ。

で、本書だが、結末で「へ~、そうだったのか!」と気分よく読了。
いろいろ伏線も張られていて、上手いこと回収されていると思う。
読了後、本書について解説してるサイトを見たんだが、気がつかなかった伏線も有り、なかなか緻密に構成されている。
この作者、もっと売れても良いと思うけどなぁ。

もちろん、若干のツッコミどころもあり(警察の動きが描かれていない等)、100%満足ではないけど、概ね期待以上の作品だった。

ただ、ミステリー、叙述トリックで言うところのラストでの衝撃度では、「葉桜の季節に君を~」や「殺戮に~」ほどの衝撃度はなかった。

☆4個


背表紙~
平凡だが幸せな生活を謳歌していた香奈子の日常は、恋人・貴治がある日突然、何者かに殺されたのを契機に狂い始める・・・・・・。同じ頃、妹の度重なる異常行動を目撃し、多重人格の疑いを強めていた根本。次々と発生する凄惨な事件が香奈子と根本を結び付けていく。その出会いが意味したものは・・・・・・。ミステリ界注目の、若き天才が到達した衝撃の新領域!




彼女は存在しない [ 浦賀和宏 ]

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感想(10件)