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夜と朝のあいだ

東海地方に住む独身男のノート

アキラです。バツ無し独身男のノート。

「ねじの回転」を読んでみた

Books

恩田陸によるSF。

う~ん、分かりにくい小説だった。
タイムスリップ物であり、扱ってる背景が二・二六事件となると、かなり面白そうだと思ったんだけど、少々、期待はずれだった。

二・二六事件は、皇道派と統制派の対立(反目)を軸に、様々な人が様々な思惑で動いた事件だと思うが、そのあたりの事が描かれてないのが不満。安藤、栗原の両青年将校石原莞爾、そして未来からきた「国連」の職員たちを描いてるわけだけど、もう少し他の人たちの動きなり思考なんかを描いても良かったような気がする。
なかなか物語に入り込めなかった。

子供時代の鉄棒なんかは上手い使い方だと思うけど、現実の歴史を知っているだけに、
「この後、どうやってストーリーをまとめるのかな?」と言う興味だけで読み進めた。
胸に迫るような感動とか余韻もなかった。

☆3個

恩田陸は「夜のピクニック」や「ネバーランド」なんかの学園モノの方が自分に合うな、と再認識。

この手の小説だと宮部みゆきの「蒲生邸事件」の方が奥行きがあって楽しめた。




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