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夜と朝のあいだ

東海地方に住む独身男のノート

アキラです。バツ無し独身男のノート。

「造花の蜜」を読んでみた

Books

ダ・ヴィンチで評価されてたのを想い出し、図書館で借りてきて読了。

第一章は、これから先の物語に展開に期待を膨らませる内容でページをめくる手も速くなり、第二章ではワクワク感がさらに盛り上がったんだけど・・・。
第三章で、アレレ?って感じになり、以降、最終章までアレレ?な感じだった。

誘拐モノの場合、身代金の受け渡し方法をどうするかが作者の腕の見せ所の一つだと思うけど、この作品はいただけない・・・。

一つの誘拐事件の裏で、もう一つの誘拐事件が展開されているというプロットや、共犯者がじつは被害者であったという発想は新鮮に感じて面白かったんだけど、いかんせん犯人側の動機が謎・・・。

第一の誘拐事件の被害者と母親にしても、もう少し掘り下げて記述してあった方が好み。事件解決後の様子が分からないのも自分的には減点。いろいろと事情のある母親だけに、最後まで登場させて欲しかった。

犯人グループの人間関係なんかも記述されてないので、この辺りが現実感を希薄にさせる要因か・・・。

新しい発想の誘拐モノだとは思うけど、☆3個。

造花の蜜(上) [ 連城三紀彦 ]

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感想(2件)


造花の蜜(下) [ 連城三紀彦 ]

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感想(4件)