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夜と朝のあいだ

東海地方に住む独身男のノート

アキラです。バツ無し独身男のノート。

「舟を編む」を読んでみた

Books

2012年本屋大賞第1位、三浦しをん作・・・なるほど面白く読めた。
今まで気にはなってたんだけど、なかなか読む機会がなかった。ブックオフで350円で見つけて読了。

不器用な人間たちが辞書編集部を舞台に、恋に仕事に右往左往。新しい辞書、「大渡海」は編み上がるのか?

辞書を作るのにかなりの年月と労力が必要だという事を知った。ただ、ここで苦労話にするんじゃなく、好きなことを仕事にしてる人間を描いたことで、物語が重苦しくなく読みやすい形になってる。
三浦しをんのこの手の小説は会話文が上手い。本書も最初から「クスッ」とさせられる会話で、物語に入り込みやすい。

登場人物たちも、皆、良い人。クセは強いけど憎めない、友達に居ると楽しくなりそうな面々だ。
後半に向けて泣かせ所もあって、「大渡海」のあとがきに名前の載った西岡と馬締のピントのズレた会話なんか、自分的にはウルッときたな。

大号泣するような小説じゃないけど、読後は心が温まる小説。好きなことを仕事として、それに打ち込む姿は読む人の共感を得るんじゃないかな。

本書を読んで、自分も一冊、辞書を買いたくなった。

☆4個

最近、文庫も出たみたいだけど、装丁は単行本の方が良い。本書の内容に沿う形でのデザインになってて、この辺りは出版社の洒落っ気というかサービス精神を感じる。

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