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夜と朝のあいだ

東海地方に住む独身男のノート

アキラです。バツ無し独身男のノート。

「新解さんの謎」を読んでみた

Books

以前に三浦しをん「舟を編む」を読んで辞書に興味を持ったんだが、編纂者によって辞書にもいろいろ特色が出る事を知った。
で、ネットで調べてるうちに三省堂新明解国語辞典なるものが独特の表現で評判の辞書ということを知ったわけで・・・。
その流れで本書新解さんの謎を知り、さっそく本屋で購入して読了。

う~ん、期待はずれだったなぁ。
新明解国語辞典の中から特徴的な表現を抜き出して、編纂者の性格なり人となりの考察っぽいことを書いてるんだけど、自分的には「それで・・・?」って感じだった。
なんだか深みがない。
新明解国語辞典が他の辞書とはいろいろ表現が異なってることは分かるけど、そこから先の考察がなぁ・・・。勝手に編纂者の性格やら人となりを推理してるんだけど、これも当たってるような気がしない。
これなら、大本の新明解国語辞典を買って、興味のある言葉をパラパラと見ていくほうが楽しめたと思う。

後半、紙についてのエッセイ「紙がみの消息」を収録してるんだけど、こちらもなんだか内容に深みがないと思う。読んでいて「うん、なるほどねぇ!」とか「そうなのか!」というような感情に波を起こさせるようなものじゃなかった。

厚くない本だけど読了までに10日以上かかった。

☆2個

背表紙~

辞書の中から立ち現れた謎の男。魚が好きで苦労人。女に厳しく、金はない━。「新解さん」とは、はたして何者か?三省堂新明解国語辞典」の不思議な世界に踏み込んで、抱腹絶倒。でもちょっと真面目な言葉のジャングル探検記。紙をめぐる高邁深遠かつ不要不急の考察「紙がみの消息」を併録。


別に抱腹絶倒じゃなかったけどなぁ・・・。


新解さんの謎 [ 赤瀬川原平 ]

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感想(16件)