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夜と朝のあいだ

東海地方に住む独身男のノート

アキラです。バツ無し独身男のノート。

「星の王子さま」を読んでみた

Books
今さらの「星の王子様」である。
読書好きなら一度は読んでいてもおかしくない本書、恥ずかしながらの初読。
ストーリーの予備知識も無く、読んでみた。

もちろん、本書の中で述べられてる名言、
「いちばんたいせつなことは、目に見えない」
は知っていたけど、どんな場面で述べられるのか・・・。

砂漠に不時着した「僕」は、一人の少年と出会う。話しているうち、少年が小さな惑星からやって来た王子だと知る。
王子は地球に来る前に、体面を保つ事に汲々とする王の星、うぬぼれ屋の星、酔っ払いの星、計算ばかりしてる実業家の星、ガス灯の点灯員の星、地理学者の星を巡っていた。そして7番目に地球にやって来たのだ。

地球に来るまでの6つの星の住人。これは現代人を風刺してるんだろうなぁ・・・。純粋な子供の視線で疑問を投げかけるが、誰もまともに答えられない。
6つの星の住人と自分を置き換えてみても、違和感なく受け入れられる事に、自分でも少々驚いた。

地球に降り立った王子は、最初、ヘビと出会う。その後、自分の星の山よりもずっと高い山、自分の星のバラよりもたくさんのバラを見て、王子は、自分の愛した星の火山やバラは、ごく有りふれたつまらないものだったのかと泣く。そこへ現れるのがキツネ。
このキツネとの会話が、この物語の肝なんだろうな。

飛行機の修理に悪戦苦闘しながらも、王子のこれまでの話を聞いていた「僕」は、とうとう蓄えていた水も無くなり、王子と井戸を探しに行くことに・・・。
この井戸の場面、好きだなぁ・・・。

「地球の人たちって・・・」と王子さまが言った。
「ひとつの庭園に、五千もバラを植えてるよ・・・。それなのに、さがしているものを見つけられない・・・」

「でも目では見えないんだ。心でさがさなくちゃ」

翌日、飛行機の修理ができて、王子に報せに行くと、王子はヘビと話していた。ヘビに噛まれることで自分の星に帰るために・・・。


読後・・・

うわ~、オレの心、乾いてるのかなぁ!?
と不安になった。
王子の言う事、理解できるんだが、じゃぁ、その通りに出来る?って聞かれると、はなはだ疑問。自信ない。

☆4個

背表紙~

砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから、七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった・・・。一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後六十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。

パラパラっと適当にページを開いても、何かしら含蓄のある名言に出会えるのが、この「星の王子さま」。
少年の心を持ち続けることが、はたして現代の日本で良い事なのかどうなのか、自分には解らないけど、見えないものを見る努力はしたいなぁ・・・。

おとなだって、はじめはみんな子どもだったのだから。

星の王子さま [ アントアーヌ・ド・サン・テグジュペリ ]

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