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夜と朝のあいだ

東海地方に住む独身男のノート

アキラです。バツ無し独身男のノート。

「フリーター、家を買う。」を読んでみた

Books

人気の有川 浩の作品。映像化もされているそうだけど、あいにくそちらの方は観てない。
もっとも先にドラマの方を観てたら、本書は読まなかったけどね。

基本的に、映画化・ドラマ化された作品を原作より先に観ることはしないのが「自分流」。
このスタイルを頑なに守ってるんだけど、すごい昔の映画の宣伝文句であったよね・・・。
観てから読むか、読んでから観るか” だっけ?
そんなもん、読んでからに決まってるじゃん!って思う。
下手に観てしまうと、今度、原作を読んだときに、役者の顔が頭にチラついて本に入り込めない。

で、本書の感想だけど、
なるほど、売れる本の要素をいくつか持ってる。
スラスラ読みやすい文章で、ダメさ加減全開の主人公の成長ぶり、崩壊一歩手前の家庭の再生、泣かせ所もあるし、チョッピリ恋愛的描写も交えて、ラストは明るい未来を予感させる結末。
うん、こりゃ売れるわなぁ、と納得。

だからと言って、お気に入りの本になるかと言うと、違うんだよなぁ。
読みやすい文章だし、それなりに山場のような場面もあるし、ちゃんと涙を誘うような場面もある、読後感も暖か・・・でも、心に残らない感じ。なんていうか、軽いんだよなぁ。
”一晩寝て朝起きたら、薄れてる感動”、みたいな。
もっとも、この感想を書いてるのは、読後直後なので、明日の朝、起きたときに、今のこの暖かな気持ちが残ってるかもしれないけど、期待薄だよなぁ・・・。

☆3個

背表紙~

就職先を3ヶ月で辞めて以来、自堕落気儘に親の脛を齧って暮らす”甘ったれ”25歳が、母親の病を機に一念発起。バイトに精を出し、職探しに、大切な人を救うために、奔走する。本当にやりたい仕事って?やり甲斐って?自問しながら主人公が成長する過程と、壊れかけた家族の再生を描く、愛と勇気と希望が結晶となったベストセラー長編小説。

それなりに感動?したような気分になれる小説。
あ、そうそう!
けっこう大切な役どころで猫が登場するんだけど、有川さんって猫好きなのかな?「旅猫リポート」なんか、そのまんま猫が主役だし・・・。


フリーター家を買う。 [ 有川浩 ]

価格:699円
(2016/6/21 01:00時点)
感想(77件)