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夜と朝のあいだ

東海地方に住む独身男のノート

アキラです。バツ無し独身男のノート。

農業は大変なのだ!逃げ出したバイトの思い出・・・

日常 自分のこと

この記事で連続投稿150記事目。

よくもまぁ、毎日、150日も投稿したもんだな。ライブドアで書いてた頃も、これほど連続で書いてなかった。そろそろペースを落とそうかな・・・。

他にもやりたい事あるし・・・。

 

って事で、今回の話。

オレには放浪癖があるのか、学生の頃はあっちこっちに行ってバイトしてたんだけどね、今回は長野県でのお話。

いつも購読してる、あまご (id:amago1022) さんのこちらの記事。

懐かしい言葉が乗ってたんだよなぁ。

「黒マルチ」だ。

オレも農家でバイトしてなかったら、一生、知らない言葉だったと思うけどね。

こちらの記事を読んで、思い出したからね。

何を?って、あれだ・・・。

オレも少しだけ農業に従事した事があるのを思い出したのだ。

少しだけだよ・・・

ほんの一週間だ!

以前に国民休暇村でのバイトの話を書いたけど、そっちに行く前の話だ。

この長野県でのバイトが続いてたら、国民休暇村には行ってないからなぁ、人の出会いってのは分からないもんだな。


そろそろ夏休み!って時期だ。

その日、オレは「アルバイトニュース」って雑誌を眺めてた。

夏休みになるし、何か面白そうなバイト無いかなぁ?

って感じで眺めてたんだけどね、そんなオレの目に飛び込んできたバイトの求人があった。

長野県の某農協が募集してた広告だ。

八ヶ岳の麓で思い出つくり!

高原レタスの栽培!

農家で働きながら、充実した夏をすごそう!

ってな事が書いてる広告だ。

八ヶ岳

行ったことないけど、涼しそう。

ほぉほぉ、農家に住み込みか・・・

何か楽しそうやんか!

問題の条件面を見てみた。

農家にお世話になりながら高原レタスの栽培のバイトで、日給が3食付で当時4千円ぐらいだっけな。

思い立ったが吉日、すぐに公衆電話から募集してる農協へ電話したぞ。

よっぽど人で不足なのか、電話で即決。

その農協への行き方も教えてもらって、三日後、中央線に乗り込んだ。

目指すは、長野県南佐久郡川上村だ。

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小海線ってのも乗ったぞ。八ヶ岳東麓の野辺山高原から千曲川の上流に沿って佐久盆地までを走る高原鉄道だ。この路線、野辺山駅ってのが有るんだけど、野辺山駅は標高1345 mのJR線最高駅だ。その駅も通過して、いよいよ目的地が近づいてきた。

当時も今も鉄道オタクじゃないんで、駅がどうこうってのはあまり関心なかったんだけど、あれだ・・・

窓から見える景色・・・

超キレイ!

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それまで、あんな景色は見たことなかったからな。

あんな景色を見たら、そりゃ、ワクワク感で胸が一杯になる。

楽しい高原ライフが始まる!

っていう、超期待感。

到着した。(駅の名前、忘れたw)

駅には農協の職員の方が迎えにきてくれてた。

まずは農協へ行って、簡単な説明を受けてから、受け入れ先の農家へ向かうのだ。

予定では2ヶ月バイトだ。

さぁ、楽しい高原ライフが始まるハズ!

だったんだけどな・・・。

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思い出せる範囲で書いてみようか・・・。

 続き~

 

これね、受け入れ先の農家によって、受け入れる人数が決まってるらしくて、オレがバイトする事になったのは、お父さん、お母さん、お兄さん(推定30歳)の三人家族の農家だ。学生を3人とか5人とか受け入れてる農家も有るらしいんだけど、あいにく、オレの順番の時には、その農家に当たったんだよね。

まぁ、これが運命の分かれ道ww

まわりに同年代のバイトでも居れば、いろいろ相談できたりするんだろうけど、オレ一人だからねぇ。でも、八ヶ岳の雄大な姿に圧倒されて、そんな不安なんか感じなかったな。

なにしろ目の前は、こんな風景が広がってるんだからな。

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うわ~っ!

すげ~っ!

空気がウマい!

って感動しまくってたぞ。

 

到着した日、その農家へ案内されてご挨拶だ。

お父さん、お母さん、お兄さん・・・優しそう。

ちゃんと個室も用意してもらってた。夕食時、お母さんが言った・・・。

じゃぁ、明日から5時半に起きてね^^

(5時半!)

今でこそ4時とか5時に起きてるけど、当時なんか、ダラダラ生活してた学生だぞ。

いきなり5時半起き・・・。

起きれるかな?(T△T) 

風呂に入って出たのが9時過ぎだったんだけど、

じゃぁ、明日から早いから、寝ましょうね^^

(え~っ、まだ9時やん・・・。)

こんな時間に寝たことない。

スマホどころか携帯も無い時代だぞ。布団に入っても寝れやしない。

結局、12時頃まで布団の中で悶々としてたな。

 

で、翌日だ。

起きたよ、5時半に・・・。

まずはご家族と一緒に朝御飯を食べる。朝から、すごい量だ。しかも、美味しい!

食べ終わると、お父さんが、

じゃぁ、そろそろ行こうか~^^

(えええ!まだ、6時前やん・・・)

なんて思っても、そんな事が言える訳もなく、渡されたツナギに着替えた。

ほら、自動車の修理工場の人なんかが着てるイメージあると思うんだけど、これね・・・。

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ご家族と一緒に軽トラックに揺られて到着したところは、レタス畑・・・。

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ここで初めて目にしたのが、例の「黒マルチ」だ。

こんな状態だった・・・。

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これが「黒マルチ」・・・

地温上昇の促進とか抑制、雑草の排除とか作物の栽培に好適な土壌を作るために、張ってるらしい。専門家じゃないんで詳細はよく知らないけど。

で、この写真のマルチ、穴が空いてないだけど、オレが任された仕事は・・・

このマルチ等間隔にキレイに穴を開けていくことだ。苗を植えるための穴だ。

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 オレには、この作業が超絶的に難しかったぞ(涙)

背中にクソ重いガスボンベを背負うんだけど、そこからはゴムホースが伸びてて、金属の棒に繋がってるのだ。まぁ、長めのステッキみたいなもんだな。で、その金属棒の先端に火を点火。

この金属棒を黒マルチに押し当てて、熱で穴を開けていくって作戦。長い間、押し当ててると熱で穴がデカくなるし、時間が短いと上手い具合に穴が空かない。

お父さんとかお兄さんが、手本を見せてくれた・・・。

こうやって、歩きながら穴を空けて行けばエエからね

重いボンベを背負って右手に某を持ってやってみた・・・。

・・・・・・

あああああ(涙)

これ、すっげ~難しいぞ(T□T) 

 

歩きながら棒をマルチに押し当てたんだけど、穴が上手い具合に空かない・・・。

時間が長かったり短かったりで、大きさがバラバラ。しかも、等間隔に空けていかないといけないのに、誰がどう見ても等間隔じゃない状態だ。

なにしろ足元が悪い!

左右の足でマルチを挟むようにして歩くんだけど、あっちにヨロヨロ、こっちにヨロヨロ・・・。こんなもん、普通の状態でも転びそうな足元だぞ。それを背中にボンベを背負って、右手に金属棒(この某もけっこうな重量)。

ヨロヨロ歩きながら棒をマルチに当てるもんだから、間隔が等しくなるわけないな(汗)

見かねたお父さん・・・

歩きにくかったら、マルチの上を歩いても良いから!

 

やってみた。

マルチを両足で挟んで歩いてたのを、今度はマルチの上を歩いて穴を空けて歩く。

・・・・・・

自分の靴で、マルチを破りまくり!(大涙)

だって背中が重いし、バランスが取りにくい・・・。

慌ててお兄さんが飛んできた。

靴で破っちゃダメやん!

ゆっくりで良いから、落ち着いて!

昼までかかって、マルチ1本がやっと終わった;;

お父さんとかお兄さんは、オレの50倍ぐらいの速さでやってる。

これには、けっこう凹んだなぁ。

それまで、たいていの事は人並みに出来る自信があったけど、この作業は、どう頑張ってみても人並みに出来そうにない・・・。

 

昼飯時、畑の近くに座ってみんなで弁当だ。

凹んでるくせに食欲だけはあったぞw 

ただね、八ヶ岳の近くとは言っても、昼間はクソ暑いんだよな。しかもツナギを着てるし・・・。体中、汗でベトベトな状態だ。

あ~、コーラ飲みたい!

って思ってても、お母さんが出してくれるのは、お茶だ・・・

それも熱いお茶!(笑)

近くの畑では、他の農家の人なんかも休憩してるんだけど、そこにはジュースが並んでるんだよなぁ。バイトらしき子も3人ぐらい居るし・・・。

あ~、ジュース飲みたい!

この時ほど、冷たいジュースを飲みたい、って気持ちを味わったことないな。

まぁ、それぐらいクソ暑かったってことだ。

んで、1時頃から、また作業再開・・・。

初日で、クタクタになったぞ。これなら、言われなくても、すぐにでも眠れそう。

農家に戻って夕食を食べて、風呂だ。

慣れない農家の仕事で疲れきった体を湯船に沈めると、ホント、天国だったなぁ・・・。風呂で温まった体を縁側で冷やしてたんだけどね。

あの辺りの気候って、寒暖の差が激しいんだな。夜は寒いぐらいだった。

上半身裸で縁側に座ってたんだよね。

ふ~、やっと一日が終わった。

長かったなぁ(涙)

って思いながら・・・。

 

二日目も同じような作業だった。

相変わらず、黒マルチに穴を空ける仕事だ。まったく進歩してない。

むしろ、体のあっちこっちが痛くて、どうにもなりゃしない・・・。

3時ぐらいかな、お父さんとお兄さんの頑張りで、全部のマルチに穴が空いた。

やっと、終わった~!

軽トラックに乗り込んで安心してたんだけど、着いた所は・・・

別なレタス畑

しかも、最初の畑よりも広いw

気が遠くなったぞ。

この日も夕方まで作業。

 

三日目かな、雨が降ったんだけどね。

ビニールハウスでの仕事だった。

肥料を運ぶのを手伝ったり、種だか苗だかを整理したり・・・。

この肥料ってのが、これまたクソ重いんだな。

一袋で20kgとか30kgもある。それを運ぶだけでも、大変な苦労だったなぁ。

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四日目も五日目も六日目も・・・マルチの仕事。

全然、進歩してない。

真っ直ぐ等間隔に穴を空けることは、オレには一生かかっても無理、って思ってた。

でね、毎日、風呂上りに裸で縁側に座ってたんだよね。

もう、5日目のあたりでは、

帰りたい!

って思ってた。

はい、風邪をひきました。

いくら風呂上りとはいえ、毎日、裸で縁側に座ってたら、そりゃ風邪もひくわ。

昼間はすっごい暑いのに、夜は寒いぐらいの涼しさだからな。

七日目の朝だ。

いつもより30分早く起きた。5時だ。

台所に立ってるお母さんに言ったぞ。

もう、この仕事、僕には無理なんで帰りたいです・・・

 

朝食後、車で駅まで送ってくれた。

しかも、働いた日数分の給料も渡してくれた。

ほとんど役に立ってないから、いらないです!

って言ったんだけど、

良いから持っていきなさい!、って・・・。

 

あのバイトからだな、食べ物を粗末にしなくなったぞ。

レタス1個作るのも、あんなに苦労してるなんて知らなかったけど、自分がやってみて、つくづく分かったからな。

農業は大変なのだ!

レタスにしても、ニンジンでもキャベツでも、大変な労力の結果なのだ。

今回、あまご (id:amago1022) さんの記事で、昔のことを思い出したけど、オレがお世話になった、あのご家族・・・。元気かな・・・。

もう、名前も覚えてないけど、もしも会ったら・・・

ちゃんとお礼を言いたい。

あの時は、ありがとうございました!

ってな。

 

東京に戻ったオレは、風邪が治ると同時に、性懲りもなく、また「アルバイトニュース」を見てた。

何か面白そうなバイト無いかなぁ?

それで行ったのが、大久野島国民休暇村・・・。

今度は、充実しすぎてるバイト生活だったなww

 

逃げ出したバイトは、まだ有るぞ・・・。

ラブホでの清掃のバイト。

これも、なかなか強烈な体験だった。


次回の予定~

同居人は喘息持ち・・・。

そばで見てるのも、なかなかキツイぞ、って話。