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夜と朝のあいだ

東海地方に住む独身男のノート

アキラです。バツ無し独身男のノート。

久々に読書感想「ロスジェネの逆襲」。少しの昔話と世代論。

Books 日常

たまには読書感想でも書こうか。

って、元々はこのブログ、読書の記録がメインだったし・・・。

本の感想なんて何ヶ月ぶりなんだ・・・。

今さらだけどね、「ロスジェネの逆襲」を読んでみた。

ホント、今さらなんだけどなw

この「ロスジェネの逆襲」、言わずと知れた半沢直樹シリーズの第三作目だ。半沢直樹ってのは、テレビでドラマにもなったし、倍返し!って言葉はかなり流行ったんだけど、第一作二作はドラマになる前に読んでた。

で、ドラマ化されたんだけど、いやぁ、堺 雅人が強烈だったな。

強烈すぎて、第三作を読む気が失せてたのだ。

だって、読んでても堺 雅人の顔がチラついてしまうだろ。

人によっては、登場人物をイメージしやすいって人も居るだろうけど、う~ん、オレは反対の立場だ。

頭の中で自由なイメージを描きたいのだ。それが、堺 雅人の強烈な演技のおかげで、本を読んでても、勝手に半沢直樹=堺 雅人ってっ風景が浮かんでしまう。

これ、オレの読書スタイルじゃない・・・。

なので、時間を空けて読む事にしてたんだけどね。

いやぁ、本の帯にデカデカと堺 雅人の写真が出てるし・・・時間を空けても頭の中に勝手に堺 雅人が出てきてしまう。

もうな、面倒だし、開き直って読んだぞ。半沢直樹堺 雅人をイメージしてなw

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で、感想なんだけど・・・

うん、徹夜本だ!

とりあえず、読者を引っ張って徹夜させるような推進力はある。オレも明け方4時までかかって読み終えたからな。展開が気にって、どんどんページをめくってしまうのだ。

ただね・・・一作目二作目と比べると、少々、書き急いでるというか、粗削りというか・・・

展開が早すぎ!

そして、主人公・半沢直樹が・・・

スーパーマン的な描かれ方

前作や前々作では、悩んでみたり、ちょっと落ち込んでみたり、いろいろ人間的な面も見せていたんだけど、今回は、スーパーサラリーマンみたいな描かれ方だな。仕事以外でのプライベートな描写も全く無いし、これは好みが別れるだろうなぁ。

展開は早いし、企業買収をめぐって次々に起こる出来事は、徹夜で読ませる推進力だけど・・・

深みがない!

面白い本なんだけどなぁ、惜しいんだよなぁ・・・。

オレぐらいの世代だと、経済小説っていうと梶山 季之とか城山 三郎なんかが印象に残るけど、それらの作品と比べると、なんか軽いんだよな。

上っ面だけ派手にして、中身はスカスカみたいな・・・とは言わないけど、もうちょっと半沢 直樹の内面を描いてくれたらなぁ。

これじゃ、スーパーサラリーマンが悪を討つ!みたいな話で終わっちゃう。

日本に、そんなにスーパーサラリーマンは居ないだろ

けど、なかなか良い文章も有ったりするんだよな。

この小説でも、いくつか印象に残る言葉があったけど、一つだけ紹介。

中野渡頭取の言葉だ。

「どんな場所であっても、また大銀行の看板を失っても輝く人材こそ本物だ。真に優秀な人材とはそういうものなんじゃないか」

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ちと、思い出した。

この本を読んでて、いろいろ思い出したぞ・・・。

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サラリーマンやってた時、転勤族だったけど、やっぱり気になるんだよな。

次の任地はどこだ?

ってことだ。

出来れば業績が右肩上がりで伸びてる支社・営業所に行きたい。

誰が行っても業績の伸びる可能性の低そうな場所には、行きたくない。

行かされる任地で、会社の自分に対する評価が分かるからな。

裏日本の寂れた県に行くよりは、公共投資やら観光やらで発展してるところに行きたいし、そこよりも福岡やら横浜やら大都市と言われる支社に行きたい。

それだけ会社が自分を買ってくれているって証だからな。

なので年が明けて辞令が出る頃には同期の間で、任地の話題がいつも出てたぞ。

あいつが、あの支社ならオレは、それ以上の規模の場所に行きたい!

とかな・・・。

オレも思ってたからなw

あんなのが〇〇県の支社なら、オレはもっとデカいとこ!

ってな。

このあたりのサラリーマン心理は、よく描けてるわ。読んでて昔を思い出したからなw

まぁ、そこらへんも人気に一役買ってるのかもね。

でね、やっぱ、居るわけ・・・

お前、天才かよ!?

って言うような同期とかw

そういう人間は、2~3年、地方で勤務すると、本社に戻るからな。オレなんか、7年半、地方w

一生、定年するまで地方暮らしってのが大半だけど、今回、半沢直樹を読んで、昔のことばかり思い出したわw

沖縄長野名古屋・・・

こんな事じゃ、いつ本社に行けるかわからん!

って思ったもんな。

 

こういう文章もあったぞ。

「しかし、辞令は拒否できない。それが銀行員だ」

「その辞令がいつも正しいとは限らないだろうが」

う~ん、今だから笑ってられるけど、当事者にとっては切実だからなw

 

オレなんか完璧にバブル期の世代だけどね、ついでに、もう一つ印象に残った言葉が有るので、ちょっと長いけど引用しとこう。

「オレたちは新人類って呼ばれてた。そう呼んでたのは、たとえば団塊の世代といわれている連中でね。

(中略)

バブル世代にとって、団塊の世代は、はっきり言って敵役でね。君たちがバブル世代を疎んじているように、オレたちは団塊の世代が鬱陶しくてたまらないわけだ。

だけど、団塊世代の社員だからといって、全ての人間が信用できないかというと、そんなことはない。逆に就職氷河期の社員だからといって、全て優秀かといえば、それも違う。

結局、世代論なんてのは根拠がないってことさ。上が悪いからと腹を立てたところで、惨めになるのは自分だけだ」

うん、まさに同感だわ!

いつかの記事でも書いたけど、「オッサンがどうのこうの~」って記事やらTwitterなんか見かけるけど、自分らもオッサンと呼ばれる時が来ることを分かってるんかなぁ、ってことだw

そういう事も記事に書いた事はある。

てか、この記事でも、けっこうネガコメ貰ったなぁw

非表示にしたけどなw

オレの感想?

 

さすが、はてな

いろいろ来るわww

 

いつものバイト君の下書きチェックだ。

 

バイト君:また似合わない事を書いて・・・

 

お前、下ネタを書いたら白い目で見るし、仕事の話を書けば似合わんって言うし、何を書きゃ満足なんだよ!?

 

バイト君:まぁ、無難にねんどろいどですかね~

 

・・・・・・

 

バイト君:ねんどろいど伝道師になるんでしょww

 

・・・・・・

 

次回の予定~

スクーターを盗られた昔話と・・・

オレが子供を作らない理由(大袈裟w)